当団体が求めてきました「労働者協同組合（ワーカーズコープ）法」が2020年12月に全党・全会派が一致して、議員立法で成立しました。

　

　この法律は、生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とするものです。

　

　当団体では、法制化を求めてきた当事者団体として、4月より「労働者協同組合（ワーカーズコープ）法－入門編－」を福岡県内4か所で開催しました。そこでは法の概要や、働くひとが出資・意見反映・従事を一体的にする「協同労働」の変遷を紹介し、115名の方が参加していただきました。

　　

　入門編での取り組みを踏まえ、労働者協同組合と協同労働という働き方を深めていただくために、8月より発展編を開催いたします。この発展編では、グループディスカッションを通して、参加されているみなさまの協同労働に関する疑問や質問を、実際に協同労働で働いている人がお応えする内容になっております。

　

　労働者協同組合・協同労働に関心を寄せるみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

　

　

2021年8月～10月「労働者協同組合法学習会－発展編－」＠福岡県内4か所

①福岡地区

日時　2021年8月29日（日）10:00～12:00

場所　福岡県中小企業振興センター　401会議室

②筑豊地区

日時　2021年9月18日（土）10:00～12:00

場所　宮若市中央公民館　学習室

③北九州地区

日時　2021年10月10日（日）10:00～12:00

場所　ウェルとばた81・82会議室

④筑後地区

日時　2021年10月30日（土）10:00～12:00

場所　大牟田市市民活動等多目的施設「えるる」　2階研修室