久留米大学の学生への食料品支援
当団体では、2017年度より久留米大学経済学部にて「協同組合概論」を開講し、伊佐淳教授や各種協同組合とともに学生へ協同組合の理念・原則・活動を伝えてきました。また、伊佐淳教授には、当団体が事務局を担う「ふくおか協同ネットワーク(協同組合やNPOなどと地域づくりを推進するネットワーク)」の運営委員を務めていただき活動をともに取り組んできました。
今般の新型コロナウィルス感染拡大によって、大学生がアルバイトができなくなり仕送りもなくなるなど、生活が困窮する事態が続いています。その中で、伊佐淳教授からの要請を受け、当団体では協同組合・NPOにもお声掛けをし、生活に困っている大学生を支えようと食料品支援を始めました。
当団体では、九州各地の事業所で、家庭に眠っている賞味期限は切れていないけれども余っている食料品を募り、定期的に久留米大学へ提供させていただいております。また、私たちの呼びかけに対し、グリーンコープ様・JA福岡中央会様・九州北部信用金庫協会様・唐津信用金庫様・NPO法人フードバンク福岡様が賛同いただき、ともに食料品支援をできる範囲で取り組んでいます。
6月12日と7月9日には実際に久留米大学に食料品を搬送し、学生に手渡ししてまいりました。久留米大学では、7月30日まで毎週木曜日に食料品支援を行うことになっています。当団体では、最終日となる7月30日に食料品の搬送・配布をいたします。